このレクチャーでは、贈与税計算の概要について説明し、次以降のレクチャーで細かい部分を解説したいと思います。
Table of Contents(目次)
このレクチャーの全体図
1. 課税価格を計算する
課税価格を求める時は、貸借対照表ような図をイメージすると覚えやすいかと思います。
まず、1年間にもらった、現金や不動産、生命保険金などの財産の合計額を求めます(上図左側)。そして、非課税財産(上図右上)を引き、課税価格(上図右下)を求めます。
2. 贈与税額の計算
贈与税額は、上図の式に当てはめて求めます。
まず、前項で求めた課税価格から基礎控除の110万円を引きます。そして、その金額に税率を掛け合わせ、控除額を引きます。この税率と控除額については、試験で速算表が必ず出ますので、その表を使って計算することになります。
まとめ
今回は、贈与税計算の概要について説明しました。まずは、大きな計算の流れを覚えましょう。
細かい内容については、次からのレクチャーで学習していきます。